こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。今回は大桑村空き家情報バンクの#88の物件を紹介いたします。
こちらの物件は、旧中山道の須原宿にあります。宿のほぼ中心に位置しているので、交通の便などは問題ないと思われます。須原駅も徒歩圏内ですし、村唯一のスーパーにも歩いて行けます。また、宿場の中にある家は駐車場に困るケースがほとんどですが、こちらは旧中山道に面していて2台分の駐車スペースがある貴重な物件になります。築年数が不明ですが、古民家というほどではなく昭和感のある外観になっています。水回りの改修が必要ですが、立地を考えると魅力的な物件かと思います。
では、外観の画像をご覧ください。街道に面しているので奥に長い敷地になっています。手前の庭が駐車スペースになります。建物も奥に長く、各部屋が縦につながっています。また白い壁の建屋の奥は畑になっています。宿場では畑は家と離れた地番にあることが多いので、畑をやりたい方にはうってつけです。
続いて家の中になりますので、間取り図をご覧ください。
一番下の玄関①からスタートです。荷物が置いてあるので狭く見えますが、片づければ程よい広さになると思います。タイルや壁、建具などは特に問題ありません。建物のこちら側半分は改築している部分とのことですので、比較的新しい感じがします。
次に洋室②になります。洋室となっていますが、3畳ほどですので縁側や廊下のような感じです。ちらっとフローリングが見えていますが、きれいなままです。
つづいて和室③と台所④です。③と④はカーテンで仕切られているだけですので、リビングダイニングといった感じです。和室の方は障子が少しやぶれていますが、他はとくに問題なさそうです。台所は片付いていないのでちょっとわかりにくですが、シンクやガス台はだいぶ汚れているので新しくした方がよさそうです。それと天井に雨漏れ跡がありました。今は大丈夫なようですが、所有者さまご自身で直したとのことですので心配なら大工さんに診てもらった方がよいと思います。
続いてトイレ⑥です。部屋は傷んでいるところは無さそうなのですが、汲み取り式の便器なのでこちらもリフォームした方がよさそうですね。。。
和室⑦に移ります。こちらは一見して特に問題は無さそうです。荷物を片づければ写真以上に広くなりそうです。ただこちらの部屋にも雨漏れ跡がありました。下には跡がないのでしっかり直されていると思いますが。。。
最後は部屋⑨(たぶん和室)です。物置になっています。4畳半もないと思いますので、今としても使いづらいと思います。小さい部屋はどうしても荷物置き場になってしまいますね。
以上が#88の建屋の説明です。水回りは大規模なリフォームが必要で天井裏もひょっとしたら、ということで改装費用は多めに見積もっておいた方がよさそうです。立地はたいへん良いので、思い切って立て直すのもありかと思います。写真は撮りませんでしたが、家の裏にはちょっとした家庭菜園ができる庭もついています。大桑村の畑は家とけっこう離れている場合が多いので、すぐ裏手が畑なのは魅力的だと思います。立地と畑付きの部分に興味をひかれた方はぜひご連絡ください。
では!
このブログのお問合せは → okuwa.kyouryoku.e@gmail.com
0 件のコメント:
コメントを投稿