当物件は売約済みとなります。
たくさんの閲覧ありがとうございました。
こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。今回は大桑村空き家情報バンクの#90の物件を紹介いたします。
こちらの物件は旧中山道の須原宿の中にあります。旧中山道にも面した宿場町の古民家ですので、まわりの雰囲気と相まって非常に風情があります。古民家なので要改修箇所は少なくありませんが、水回り以外は片付ければそのまま住めそうな状態ですので、古民家を探している方には魅力的な物件かと思います。また裏庭が広いのでちょっとした作業場なども設置できそうです。住居としてだけでなく、店舗や工房としてなど工夫次第でいろいろな活用が可能な物件になっています。
では、外観をご覧ください。見ての通り立派な古民家です。宿場町なので隣同士がぴったりくっついている長屋になっています。この辺りは古い家がずっと続いているので、非常に風情があります。今となっては旧中山道の宿場町といえどもなかなか見れない景色ですね。こういった家はだいたい奥に長い間取りになっていますので、日が入らず夏は大変涼しいです。代わりに冬は寒いですが。。。寒さに強く夏が弱い方におすすめです。
次は間取り図です。前述下通り奥に長い間取りです。水回りはだいたい奥にありますので、下水につなぐ場合はすべての部屋の床下を通す必要があります。すこし費用はかかるかもしれません。ですが室内も雰囲気はありますので、それだけの価値はあると思います。では玄関①からスタートです。風情のある木製の戸はまだふつうに使えますが、だいぶ年代物なので傷んでいるかもしれません。その場合はアルミサッシに変えるか作り直すか必要になります。同様に周りの柱や壁も専門家に診てもらった方がよいと思います。うまくいけば柿渋などで塗りなおすだけすむかもしれませんが。中は外よりはだいぶよい状態で残っていて、古さが逆にいい味を出しています。特に左側の格子戸は最高です!
続いて和室②になります。左の格子戸を開けて入ります。絨毯がひいてありますが、状態のよい帯戸や障子がありますので、畳にもどすと立派な和室になると思います。居心地良さそうなのでこのままでもいいかもしれませんが。
次は和室③になります。和室②③⑤と続き間なので障子を開けるとけっこうな開放感があります。後から追加したと思われる左の押し入れが少し出っ張っています。また右側のキッチンとの間の壁も改装したのか他と材質が違う壁になっていますし、漆喰風の壁も汚れています。すこしちぐはぐな感じはしますが、リフォームで統一感を出せば古民家の居間として魅力的になると思います。
台所④に移ります。こちらは玄関方面から撮った画像になります。そんなに広くはないのですが、どこからもアクセスができるので便利そうと思いました。シンクも新しいものではありませんがきれいなのでまだ使えそうです。ガス台は変えた方がよさそうですが。
つづいて和室⑤になります。床の間がありますので客室になります。ひろい縁側もあって夏は涼しそうです。畳や建具などは少々やれていますが、気にならなければそのまま使っても問題なさそうです。和室3部屋とも、荷物を片づければ画像以上に広く使えると思います。
最後に部屋(廊下?)⑥になります。荷物置き場に使っています。廊下としては広いですが部屋としては狭いので、使い方が難しそうですね・・・
2階もあって長くなりそうなので、今回はここまでにします。冒頭にも書きましたが、状態の比較的良い宿場町の古民家ですので、なかなか貴重です。まだ紹介していませんが、広い裏庭を活用して店や工房などにしても面白いかもしれません。古民家を探している方はぜひご連絡ください。
では!
このブログのお問合せは → okuwa.kyouryoku.e@gmail.com
0 件のコメント:
コメントを投稿