こんにちは、長野県大桑村の空き家アドバイザーです。3月までは地域おこし協力隊として活動してきましたが、5年間の任期を終えて地域おこし協力隊を卒業となりました。4月以降は空き家アドバイザーという立場になりますが、大桑村役場から正式に依頼をされておりますので、今までと活動内容は変わりません。これからも空き家をどんどん紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
では、大桑村空き家情報バンクの#119の物件を紹介いたします。
こちらの物件は野尻地区ですが、宿場町の野尻宿とは国道19号を挟んで反対側の高台にあります。周りは家や畑、森林がまばらに点在していて、地区の方以外はまず立ち入ることがない大変静かな場所です。かといって不便かというとそうでもなく、国道が近いので車さえあれば特に問題なく生活できるでしょう。逆に車がないと近くに交通機関がないので買い物にも一苦労だと思います。車必須だとお考え下さい。
では、外観です。もとは木工所の社員寮だったそうなので、アパートのような作りになっています。向かって左側が母屋にあたる居住棟、右側が納屋になります。クルマは中央部に置く形になります。2枚目の写真に少し写っていますが、宿場町を見下ろす感じになっていて奥の山と合わせてたいへん見ごたえのある景色になっています。
つづいて間取り図です。間取り図作成ソフトを変更したので、少し見づらいかもしれませんがご容赦を。下が1階、上が2階になります。1階は食堂や風呂などの共用スペース、2階に住居スペースといった作りになっています。
まずは玄関の画像になります。青いコンテナケースを基点に見ていただくとわかりやすいと思います。物は多いですが、平成に入ってからの建物なのでたいへんきれいな状態です。無垢材を使ったロッジ風の壁もなかなか洒落ています。
続いて玄関から左側の洋室(8畳)になります。一見してフローリングに見えますが、畳を上げているだけなので立派な和室です。荷物を片づけて畳を敷けばすぐ使えるくらいきれいな状態です。とくに問題ないでしょう。
次に玄関から右手の6畳半の部屋になります。『部屋』になっていますが、この先は食堂に続いているので、通路以外の使い方はよくわかりません。実際家具がないので本当に通路だったかもしれません。こちらも特に問題はなさそうです。
次に1階で一番大きなキッチン・食堂になります。シンクは1枚目の画像一番奥にあります。アップで撮るのを忘れてしまったのですが、きれいなままです。厨房設備は業務用ではなく家庭用のものですが、このくらいの部屋数分を賄うには十分だったと思います。ダイニングテーブルも数セット置けそうですし、食堂としては十分な広さだと思います。
続いて食堂の奥の6畳半の部屋です。奥に風呂とトイレがあるので通路みたいな扱いになってしまいそうですが、エアコンが付いているので居間だったのでしょうか。よくわかりません。夏にお風呂から上がった時には重宝しそうではあります。
最後にお風呂とトイレになります。暗くてわかりずらいかもしれませんが、掃除をすればお風呂はそのまま使えると思います。トイレは浄化槽なので、昔ながらの小大便器に分かれた和式になっています。こちらは必要に応じて簡易水洗にするか、思い切って下水に繋いで水洗にするかを考える必要があります。もちろん和式のままでもよろしいかと思います。
では!
0 件のコメント:
コメントを投稿