こんにちは、長野県大桑村の空き家アドバイザーです。今回は、大桑村空き家情報バンクの物件#121を紹介いたします。
こちらの物件は、大桑村野尻地区の阿寺渓谷にほど近いのどかな場所にあります。写真を撮りに行った時もキジの親子が庭で遊んでいました。阿寺渓谷へは歩いて5分程度ですので散歩気分でのんびり歩いていけます。静かな田舎暮らしをご希望の方にはぴったりの物件です。ただし、まわりに商店はまったくありませんので、車やバイクが必須だと思ってください。また途中の道がたいへん狭いので大きな車はお勧めしません。軽自動車くらいがいいかと思います。
では、外観からご覧ください。
借地ですが土地は広いです。写真を撮っている場所、軽トラの場所からだいぶ手前まで物件の敷地になりますので、車を停める場所には困らないでしょう。
いわゆる古民家ほど古くはないですが、昭和3~40年ころに建てられたと思われます。
こちらが南側になるのですが、木が生い茂っているのでそこまで日差しは強くありません。
北側は隣家がありますが、一段低くなっている手前までが敷地です。
間取り図は下記のとおりです。
きれいに片付いているのでわかりやすいと思います。家自体は古いのですが、見る限り躯体には特に問題なさそうなので、改修せずにそのまま住めそうです。
次に和室②になります。
一般的な和室になっています。建具や畳もきれいなので特に問題なさそうです。
次に和室③になります。
少し見切れてますが六畳間です。こちらも大丈夫でしょう。
洋室④になります。
洋室とありますが畳を使った和洋折衷の部屋になっています。こちらは畳が古くなっているので床だけでも手をいれた方がいいかと思います。それ以外は特に問題なさそうです。
水回りに移ります。台所⑤です。
きれいに掃除すればまだ使えるかもしれませんが、できれば床の張替えとシンクの入れ替えは最低限したいところです。壁板も一部張替えが必要かもしれませんので、それなりの修繕費が必要になると思います。
続いてトイレ⑥です。
汲み取り式です。使えなくはないでしょうが、壁板もはがれている箇所がありますので、やはり併せて下水に繋いで水洗トイレにリフォームしたいところです。
最後に洗面所⑦と浴室⑧です。
浴室はタイルが剥がれていたり配管も心配なので手をいれる必要がありそうです。そうすると洗面所も今風の鏡体を入れるなど一緒にリフォームする方が良さそうです。
各部屋の紹介は以上になります。
売却希望価格は安いのですが、水回りはすべて大掛かりに手をいれることになりますので、ある程度の予算が必要になります。また借地ですので、別途、地主さんと土地の賃貸契約を結ぶことになりますので、資金に余裕がある方向けの物件だと思います。ですが、場所は静かでのんびりした本当に良いところにありますので、田舎暮らしをしたい方はぜひ見に来て下さい。
では!
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