こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。今回は大桑村空き家情報バンクの#73の物件を紹介いたします。
こちらの物件は、須原地区ですが須原宿からは少し離れたところにあります。有名な岩出観音のすぐ下になりますので、大変閑静な場所です。かといって山奥というわけでははなく国道にも近いので、不便なく静かに暮らしたい方に最適な物件です。
家は昭和38年に建てられましたので、築59年の古民家になります。古民家としては新しい方ですので、古民家の雰囲気を保ちつつ暑さ寒さに対しては比較的快適な生活をおくれると思います。一部、要改修の部分がありますが、売却金額からすると手の出しやすいお買い得な物件と思います。
では、まず外観からごらんください。
玄関には階段を上がって高台に上る形になります。石段なので少し気を遣うかもしれませんが、周りの石垣もしっかりしていて雰囲気はあります。
木造になりますが、窓はアルミサッシがはいっているので暖房もよく効くと思います。ざっと見た感じでは一か所を除いて補修が必要な場所は見当たりませんでした。その一か所については後ほどお話しします。
家のすぐ下が道なので表には駐車スペースはありませんが、向かって左側と裏手には2~3台分の駐車スペースがあります。写真以上に広いです。ちなみに岩出観音ですが、一階からだと近すぎて見えません(笑)
では、家の中を紹介していきます。間取り図をご覧ください。
次は②③の和室になります。畳や天井など傷んでいるところは見当たりません。建具もそのまま使えると思います。壁は昭和時代によく使われた砂壁で少し汚れがあります。クリーニングができませんので、壁紙を張り替えるか迷いどころです。。。
④ですが、こちらはサンルームになっています。カーテンが閉まっていてわかりずらいのですが、窓は南側を向いていて高台にあるので、大変日当たりがいいです。
⑤のキッチンは飛ばして、⑥⑦の和室にいきたいと思います。こちらもまだ片付いていませんが、部屋の状況はわかると思います。基本的には特に問題がないようです。壁や畳には多少汚れがありますが、建具もそのまま使えます。床の間も欄間も立派ですので、魅力的な和室となっています。ただし。。。
和室⑦の角に雨漏れがありました。今も雨が降るとにじんできます。この真下の畳も濡れて傷んでいるので、改修が必要になります。大工さんにみていただいたところ、原因は屋根に枯葉や土がたまっていて雨どいをせき止めているためだそうです。屋根は掃除をして一部板金修理、天井と畳、床板は張り替えとなるようです。
最後は洋室⑧になります。こちらは増築したそうなのでまだ新しく特に問題はなさそうです。広い部屋ですので、どういう用途にも使えそうです。今回はここまでです。1階を見ていただきましたが、次回は残りの水回りと2階をご紹介します。大桑村で出てくる物件は古い家が多いので、広すぎて困るケースが多いのですが、こちらは適度な広さですので少人数のご家族におすすめです。
岩出観音の近くなので紅葉や雪の景色もいいですし、たいへん静かな場所ですので、ゆったり過ごすには最高だと思います。
※岩出観音についてはこちらのリンクからどうぞ
⇒https://www.nihon-kankou.or.jp/nagano/204307/detail/20430ag2139716698
売却金額も手ごろですので、ぜひご検討いただいきたい物件です。改修費用については、プロの大工さんとしっかり相談された方がよろしいでしょう。
ではまた次回!
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