当物件は売約済みとなります。
たくさんの閲覧ありがとうございました。
こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。
今回は、長野県大桑村の空き家バンクに登録された♯56の物件の詳細について紹介させていただきます。
こちらの物件は前回紹介した♯55のすぐ近く、旧中山道沿いの大桑村野尻宿のほぼ東のはずれに位置しています。国道19号のすぐ近くで、野尻駅や大桑小学校が徒歩圏内なので、便の良い場所です。
昭和元年築で100年近く経っていることから、大規模改修が前提の物件となります。
では、詳細を説明していきます。
まず、外観です。
一部アルミサッシが入っていますが、ほとんどが木造となっていて木に痛みがあります。古民家然としているので、大工さんと相談しながら改修は最小限に抑えて、雰囲気は残したいところです。
では、室内の間取り図です。
まずは玄関です。古い土間のままですので、凸凹しています。このまま使えなくはないですが改修した方が無難でしょう。
②の廊下です。玄関から撮影しています。壁が壊れていたり、雨漏れ跡があるわけではありませんが、床板は各所で沈み込みがあるので、全面張り替えが必要かもしれません。
③の台所です。壁は大丈夫そうですが、床、建具とも修理が必要かと思われます。特に床は沈み込みがあったので、表面だけでなく床板自体も傷んでいると思われます。シンクは使えそうですが、長い間空き家だったので、水やガスを通して確認が必要です。
④の居間です。囲炉裏が残っていますが、灰が固まってしまっているので、使えるようにするには大分手間がかかると思います。畳の状態はゴザで見えませんが、沈み込みは各所であります。
⑤の10畳間です。写真が暗くて見にくいかと思いますが、こちらは綺麗で特に問題はなさそうでした。建具や床もしっかりしています。
⑥の10畳間です。こちらも⑤と同じくきれいな状態で、残っています。りっぱな床の間や帯戸もあり、ポイントの一つでしょう。ただ、砂壁は塗り直しが必要かと思われます。
⑦8畳間です。こちらは物置になっていますが、特に問題はなさそうです。
⑧の納屋です。荷物がいっぱいで入れませんでした。。。
⑨の浴室です。昔ながらのお風呂なので魅力的なのですが、雨漏れがひどく屋根の改修はもちろん、壁や床板も直さないといけないと思われます。もったいないですが、全面改修となるでしょう。。。⑩のトイレです。といってもトイレそのものは撮影できませんでした。外の廊下を通っていくのですが、途中がこの状態なので辿りつけません。。。ちなみにトイレは中央の扉の奥にあるそうです。
以上が、こちらの物件の詳細情報になります。
冒頭で申し上げた通り、各所で痛みがありますので大規模な改修が前提となります。中山道沿いの古民家ですので、民宿などをしたら面白いかもしれません。
なお2階もありますが、蚕室として使っていたため住める状態ではありません。2階もということでしたら、全面改装が必要になります。
では!
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