当物件は売約済みとなります。
たくさんの閲覧ありがとうございました。
こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。物件#105を紹介いたします。
こちらの物件は、野尻宿から南木曽方面に少し離れた場所、下在という地区にあります。離れたといっても江戸時代での宿場内ではないというだけで、旧宿場から住宅は続いていますので、ほとんど野尻宿といってもいいと思います。旧中山道に面した古民家で、作りを見るかぎりこの辺りでも最も古い部類だと思われます。まわりはたいへん静かな住宅街で、店は近くに有名な蕎麦屋とコンビニが一軒あるくらいです。徒歩圏内は多少不便かもしれませんが、長野県のほとんどが車必須の場所なのであまり問題にはならないでしょう。家については、下水につながっていないので水回りの改修だけでもある程度の資金は必要になりますが、広い庭やりっぱな蔵が付いていますので、静かな場所での広い古民家をお探しの方には魅力的な物件だと思います。
では、具体的に物件の説明をしていきます。
まずは外観からです。
一枚目は母屋です。平屋ですが、比較的大き目なので部屋数に困ることはないと思います。むしろ、民宿や飲食店などもできるくらいな広さですから、田舎で商売をしてみたいという人にお勧めす。
2枚目は庭ですが、この辺りでもあまり見られないくらい大きいです。定期的に手入れもされているので、見栄えのする庭になっています。この辺りも商売に向いてそうな感じがします。もちろん、個人的に楽しむのも楽しいと思います。
3枚目は蔵です。ちょっと遠目なのでわかりずらいですが、ちゃんとしたなまこ壁になっているのでお金がかかっているのが一目でわかります。なかなかお目にかかれないくらい立派です。
外観を見るだけでもわくわくする物件です。
続いて間取り図です。
先に説明した通り、奥にも広いので部屋数は多いです。10畳間も3部屋もあるので、大家族向け、または商売をされる方向けになると思います。ただし、古い家なので水回りは大改装が必要です。後ほど画像で説明しますが、下水に繋ぐのとトイレを改装するのは必須かと思われます。台所と風呂はきれいにすれば使えそうですが、シンクと浴槽は古いので、リフォームした方が無難かと思います。
玄関にはアルミサッシが入っていますが、中は土間のままです。床や壁も一部張り替えられていますが、壁の方は古い壁の上に新しい合板を貼ってあるだけなので、剥がせば古民家らしい雰囲気になると思います。
続いてリビング②です。
先ほどの玄関のところでもそうでしたが、床以外昔の建材がそのまま残っていて、さらに囲炉裏のすすで真っ黒くなっているので、たいへん風情のある趣となっています。元の和室に戻すのも面白いかもしれません。ただ難点は天井が高いので掃除がすこし大変なことくらいでしょうか。。。
和室③に移ります。
こちらは新しく見えますが、古い壁に新しい壁板を貼ってあるだけなので、元に戻せば他と同じ雰囲気になると思います。天井や畳については、このままでは使えそうもないので要リフォームです。ただし、豆炭などを使って温める昔ながらの掘りごたつが残っているのはすばらしいです!いろんな古民家を見てきましたが、使える状態で残っている家はなかなかありません。リフォームしてもこれは残してほしいところです。
つづいて洋室④になります。
こちらは、元々リビング②の一部でしたが使いやすいように新しく仕切って洋室にしたということです。1枚目はリビング②から、2枚目は玄関①から、3枚目は和室⑦から見たものです。まだ荷物は残っていますが、エアコンもありますしコンパクトで使いやそうな部屋になっています。ただ他の部屋と雰囲気がぜんぜん違うものになっているので、リフォーム時にどうするかは悩みどころです。。。
平屋ですが広い家なので今回はここまでになります。
大桑村にある古民家は宿場町の町屋がほとんどです。間口が狭く奥が広い間取りで、庭が狭いものが多いのですが、こちらの物件はどれもが広く、どんな用途にも答えられる物件だと思います。大きめの古民家をお探しの方は、ぜひご連絡ください。
では!
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