こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。今回は大桑村空き家情報バンクの#95の物件を紹介いたします。
こちらの物件は、大桑村のちょうど中央部にあります。大桑村には須原宿と野尻宿の二つの宿場町がありますが、その間、やや須原宿よりのところになります。目の前の道がが旧中山道になりますので、昔はこの道をたくさんの旅人が通ったと思われます。宿場町ではありませんが、比較的民家の多い場所になります。またふだんから中山道を歩く方も多いので、さびしいということはないと思います。大桑村近辺に仕事を持っていて引っ越しを考えている方にちょうどいい物件かと思います
では外観をご覧ください。両隣を比較的大きな家で挟まれていますので、左右からの日当たりはほぼありませんが、前後方面はけっこう日が当たります。玄関前には湧き水を自由に使うことができる水汲み場があって、旧中山道の雰囲気があります。この角度から見ると小さな感じですが、家族に住んでも十分な部屋数があります。また、建物自体は一見したところアルミサッシやトタンの壁だったりしてそれほど古くない感じがしますが、中に入ると古民家らしい年季の入った古材が使われています。
では中に移りますので、間取り図をご覧ください。前に書いた通り、間口はこじんまりしていますが奥に長い間取りになっています。
玄関①からスタートです。昔の家らしく土間になっています。多少削れてはいますが、気にならなければ修繕するほどではありません。壁は石組&砂壁風になっていますが壁紙です。はがせば古い木材が出てくると思います。特に問題はなさそうです。
続いて浴室②になります。めずらしい間取りで浴室が玄関の横にあります。浴室はまだ使えそうな感じですが、浴槽がところどころ錆びているとこもあって微妙な感じです。また写真では写っていませんが、天井に穴があいていているので改修が必要です。水回りなので全面的にリフォームした方が安心かと思います。
和室③に移ります。和室といっても3畳しかないので、部屋として使うのは難しそうです。階段もありますし廊下として使うしかなさそうです。
次に台所④になります。少し広いので、ダイニングキッチンとしても使えそうです。ただシンクは変える必要があるので、このまま使うのは難しそうです。
続いて和室⑤になります。こちらから奥は梁や壁、天井などが古いままの状態ですので、古民家らしくなっています。建具は使えそうですが、畳はだいぶ柔らかいので変えた方がいいと思います。
中途半端ですが今回はここまでです。トイレは次回に紹介しますが、水回り全般がリフォームが必要な状態で、その他の部屋もところどころ手を入れる必要があります。売却金額がだいぶ抑えられるので、その分リフォーム費用に回してもいいという方が対象になるかと思います。逆に手を入れる箇所が多くなるので、古民家を自分の好みに仕上げたい、という方にも向いているでしょう。水回りは専門家にまかせて、あとはDIYで仕上げるのも面白いと思います。ご興味のある方はぜひご連絡ください。
では!
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