こんにちは、長野県大桑村の地域おこし協力隊空き家担当です。今回は大桑村空き家情報バンクの#74の物件を紹介いたします。
こちらの物件は、須原宿の旧中山道沿いにあります。地元の方は下の写真を見ればどの家かすぐわかると思います。もともと商店を営んでいたので、宿場町の良いところにあります。須原駅や国道19号も近いですし、スーパーや他の商店も徒歩圏内なので大桑村で一番便利なところでしょう。もちろん住居として購入するのも悪くないですが、せっかく大きな店舗スペースがあるのでお店を開きたいという方にぜひご検討いただきたいです。
昭和元年築とありますが、何回か増築をしておりますので場所によって新しくなっています。これから中の写真をお見せしますがまだ荷物がそうとう残っています。片付けが大変そうですが、すべて所有者さまでやっていただけるそうです。しばらく後に連絡があり、荷物はきれいに片づけたそうです。内覧も問題ないそうです。画像は片づける前のものですが、機会があったら片付け後の状態を撮影して再掲します。
では、まず外観からごらんください。
見ての通り、1階が店舗スペース、2階が住居スペースになります。斜面に建てられているので裏手には3回部分もあります。まだファサード看板に店舗名がありますので、購入した場合は書き換えるか撤去が必要になりますね。そちらは自費になりますのでご注意ください。
では、中をご紹介します。1階の間取り図をご覧ください。
元が宿場町の町屋なので奥に長い建物になっています。左側①が旧中山道に面している方になりますが、大きな店舗スペースになっています。上の外観写真にあるシャッターを開けるとガラス戸になっています。割れなどはないのでそのまま使えます。中は商品だったり私物だったりがまだ多く残っていますが、所有者さまの方で片付けるそうです。片付いたらだいぶ大きな店舗スペースとして使えそうです。
次に②と③になります。こちらは、以前お弁当等を作っていた厨房スペースだそうです。１・2枚目が②、3・4枚目が③の部屋になります。業務用のシンクなどはまだ使えそうですが、最新の長野県の食品衛生条例を調べないと確かなことはわかりません・・・要チェックです。
続いて④の部屋です。事務所に使っていたそうです。物がいっぱいですが、写真で見るよりけっこう広いです。店舗の方が見えるようにガラス窓になってますし、パソコンなどを使って作業をするにはうってつけのスペースです。
⑤の和室ですが写真を撮っていませんでした、内覧でご確認ください、すみません・・・
⑥の浴室です。住居スペースは2階なのですが、お風呂だけ下にあります。ちょっと汚れてはいますが、設備は比較的新しいものなので掃除をすれば使えそうです。
⑦のトイレです。二階の住居スペースにもトイレはありますが、こちらは主に仕事中に使っていたそうです。お風呂と同じ時期にリフォームしたので、まだ新しいですね。そのまま使えそうです。
最後に、⑧の倉庫になります。とても広い倉庫なのですが、写真だと荷物が多くて広さがわかりませんね・・・
以上が1階部分になります。須原宿の中にある店舗物件は数少ないので、これから商売を始めたいと思っている方には魅力的だと思います。古い宿場にしては昼間の飲食業が少ないので、カフェなどいいかもしれませんね。リフォーム代はかかりそうですが・・・
次回は2階と3階をご紹介します。
ではまた！
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